帰諾

これから飛行機でノルウェーへ帰る。

この4年で家族はだいぶ旅慣れしたかな。朝は子供達が空港で食べるBLTサンドを作ってくれた。

親はパッキングに専念。

近いようで中々来なかったフィンランド、ほぼ1日1Buffeを達成するほど食べ物が美味しかった(オスロ比較(笑))。

事前から綿密に計画を立てた訳ではないが、かなり満足度の高い旅ができたと思う。

ザっと振り返っておく。

 

23日: 早朝、IC274でHelsinki中央駅着。ホームに雪がもっさり。珍しく大雪が降ったらしい。オスロより雪が多い。。。

宿の鍵を受け取って、駅に戻り観光者用のHelsinkiカードを購入しようとしたらHLS受付の女性に「本当に必要なのか?そんなにたくさん観光スポットに行くのか?」と何度も訊かれた。

よくよく話してみるとただの乗り放題カードの方が圧倒的にお得らしい。オスロだったらこんな事親切に教えてくれないだろうなあ笑

ホテルに荷物を降ろし、少し郊外にあるマリメッコ食堂へ。とにかく食べ物が美味しい!いきなりフィンランドへの期待マックスに。

Arabia&Iittalaの工場とアウトレットを廻り、買い物してHelsinki初日は終了。

 

24日: 午前中、テンペリアウキオ教会(大岩をくり抜いた中いガラスがはめ込まれた建築様式)アカデミア書店見学、Dylan Marmoripihaでランチバイキングの後、フィンランドを代表する建築家、Alva Aaltoの自宅&工房へ。ネット予約必須である事に気付き当日朝に予約完了。金曜・土曜は既に定員に達しており、滑り込みセーフだった。Aaltoは1920年代既に、あの空間を生み出していたかと思うと感動。

 

25日: セカンドハンドのお店へ。オスロにあるFretexのようなものと妻から聞いてはいたが広々としているうえ、品揃えの豊富さには驚いた。一度宿に戻って近所のHARU寿司のバイキングランチ。サーモン、炙りサーモンはじめ、納得のクオリティに家族も満足。日本人家族も居たり、観光客にも人気の模様。一度家に帰って食休み後、ヘルシンキ大学敷地内のフィンランド国立図書館へ。外見からは想像できなかったが、レセプションを抜けた後の空間は国宝級。しばし建物と本を堪能した後は、地元のチョコレート製造会社として有名なFazelが運営するFazerカフェへ。癒しの甘味でリフレッシュ。

生憎雨の一日だったが、思いつきながらインドア中心の効率的な時間を過ごせた。

 

26日: 観光最終日の今日、晴天の天気予報に期待を寄せつつ、朝一番でヘルシンキ大聖堂経由でスオメンリンナ島(世界遺産)へ。中央マーケットから出るフェリーで向かう。晴れてはいるものの、強風による寒さと滑りやすい路面に苦戦しながらの観光となった。最深部で運よく日があたるテーブルを発見し、持参したおにぎりを家族で頬張る(たくましくなったものだ。)フェリーで戻った後はOld marketに足を延ばし、締めはやっぱり”食”という事でKuwanoの寿司バイキングへ。たくさん歩いて存分に食べたフィンランドツアーだった。

 

27日: Helsinki Vantaa空港からFinnair便でオスロへ。チェックイン・荷物預け、全くストレスフリーで予定通り無事帰国。ロストbaggageも無し。

 

家族全員で1週間の旅行。駐在最後の旅にならなかったのは幸いだったが、後何回できるだろうか。